
美容医療で “動きを止める” ボトックス注射を受けたあと、
「どうケアするか?」が、次の美しさを左右します。
「注射で終わり」ではなく、その後の“動かし方・育て方”をしっかり設計しているかが鍵です。
注射後のケア設計 — 大切な3つのステップ
- 注射直前/後に美容鍼をどう組むか
- 美容鍼を注射前に行う場合: 注射7日前までに施術を終えておくのが理想。なぜなら、もし施術後に内出血が出ると、注入薬がその部位に広がりやすくなるから。
- 注射後に美容鍼を行う場合: ボトックス注入部位には、3〜7日間 “動かさない期間” を設けてから鍼を当てるのが安全設計。薬剤の拡散を防ぎつつ、顔全体を整えていけます。
- 肌質改善(フォト・ピーリングなど)との併用: 注入から1週間後以降、注入部位を避けて施術可能。2週間以上経過すれば、注入部位への鍼も条件付きでOK。
- 「動かさない期間」がなぜ必要?
ボトックスは、製剤が筋肉の動きを抑制することで効果を発揮します。
動かす時期が早すぎたり、注入部位を無意識に触れたりすると、薬剤が周囲へ拡散し、「思わぬ部位が動かなくなる」などのリスクも存在します。
だからこそ、注入部位を確認し、適切なタイミング・施術部位を設定することが重要です。 - 注射だけでは“顔の未来”は決まらない
ヒアルロン酸やボトックスなどで形や動きを整えたあと、
── その“肌質”──透明感・ハリ・血流・筋肉の活動性 を育てることが次のステージ。
── 鍼技術や肌質改善施術(ピーリング・光照射など)を併用することで「動かす・整える・育てる」の三段階が仕上がりに深みを与えます。
当院のスタンス
当院では、注射を受けた方にも安心して鍼・肌質改善を受けていただけるよう、以下を徹底しています:
- 注入箇所・タイミングのヒアリング&記録
- 鍼施術前のインテークで注入薬の種類・量・部位を確認
- 注入部位の動きを極力避けつつ、顔全体の動き・流れを整える施術設計
- 施術後のケア指導:注入部位のマッサージ・表情クセの見直し・ホームケアサポート
こんな方へおすすめです
- ボトックス注射を受けたけれど「もっと引き上げたい」「肌質も変えたい」と思っている方
- 注射を受けたけど、その後のケアが曖昧で「本当にこれでいいの?」と感じている方
- 将来的にも自然で動きのある「若々しい顔」「肌質からの美しさ」を目指したい方
